香りは、空間の印象を目に見えないかたちで演出し、訪れる人の心に深く残る“記憶”として刻まれます。特に嗅覚 は、視覚や聴覚と異なり、感情や記憶を司る脳の「大脳辺縁系」と直接つながっているため、香りによって呼び起こ される体験は、どこか懐かしく、心に静かに響くものとなります。これは“プルースト効果”とも呼ばれ、ある特定の 香りが、過去の出来事や感情の記憶を鮮やかに蘇らせる現象として知られています。無意識のうちに感情へ働きかけ る香りは、空間の価値や印象を高めるうえで、非常に効果的なエレメントなのです。

24/7withがご提案するアロマ空間デザインは、香りを空間演出の一部として捉えるだけでなく、その空間に宿る“意 味”や“想い”を香りという形でそっと立ち上らせるような、丁寧で感性に寄り添うアプローチを大切にしています。 空間を訪れるお客様がどのような気持ちでそこに佇み、どんな印象を抱いて帰っていただきたいか——。そうした想 いを丁寧にヒアリングした上で、既存のブレンドだけでなく、完全オリジナルでの香りのご提案・調香も可能です。 たとえば、静けさの中にやわらかな温もりを感じさせる香り、洗練された印象の中に安心感を漂わせる香り。目に見 えないからこそ、香りには“余韻”を残す力があります。私たちはその力を、空間やブランドの魅力を最大限に引き出 すために活かしています。

導入にあたっては、空間の用途や導線、季節や時間帯なども細やかに考慮しながら、香りが自然に溶け込む設計をご 提案。 印象形成において視覚に次いで重要とされる嗅覚ですが、これを戦略的に取り入れている空間はまだ多くは ありません。だからこそ、香りは“目に見えない差別化”を生む、上質なブランディング手法のひとつとして注目され ています。24/7withは、香りという繊細なツールを通して、空間に新たな価値と記憶を添えるお手伝いをいたしま す。お客様の世界観にそっと寄り添う、“香りのデザイン”をぜひご体験ください。